「女性は子供2人以上産むべき」って発言について考える

-shared-img-thumb-LISA141018447320_TP_V

大阪市立中学校の男性校長(61)が2月29日の全校集会で「女性にとって最も大切なことは子供を2人以上産むこと。仕事でキャリアを積む以上に価値がある」と発言したと…

情報源: 「女性は子供2人以上産むこと大切」全校集会で中学校長 大阪市教委が処分検討 – 産経WEST

こういうふうに女性差別だー!って騒がれそうな発言しちゃう人はたしかに最近多いよね。

だけど考えてほしい。女性が子ども産まなかったら誰が生むのよ?という危機感がある人は、この問題について、自分でできないからこそ危機感があるんだと思う。女性の立場からすれば、産むのも産まないのも自由よ!っていうのは、そりゃごもっともだ。

この発言に関してなにが問題か私なりに考えてみた。

まず1つ目は、男性が発言したということね。例えば、今回のケースの発言を女性校長先生が言ったとしよう。

「女性にとって、産むということは男性に体験できない尊くて、神秘的な経験。私は二人産んで、やっぱり子どもには兄弟姉妹がいたほうが、楽しく成長できると感じた。少子化だけどみなさん、子どもたちのために4人家族はとってもいいですよ。」などと、自身の経験と、そして何より子どものためにという論調であったならば、私は訴求力としては完璧だったと思う。

校長先生はそう言うけど、うちの経済力では…というのはもう個別の問題になるから、問題発言にならない。

2つ目は、産むことの経験という発言。

男性は経験しないこの出産というものは、私たち男性が語ってはいけない世の中になってきていると思う。語るときの論調は必ず、「私たちができないことを女性がやることができる。全力でアシストできるように社会に呼びかけていこう。私もできることから始めたいと思う。」というようにぼやかす必要があると思う。

最後、3つ目は仕事と比較したこと。

仕事と出産は同時にできないものだ。出産をするとなると、1年以上、仕事との空白期間が生まれる。在宅勤務ができる職場であればもう少し縮まるかもしれないが、それでも半年以上は仕事にならない。

そしてその後、産後すぐ〜1歳になるくらいまでは、夜泣きもあったり、授乳についてだったり、今まで経験していなかった悩みに直面することになる。

その時、自分はいつ仕事に復帰できるのだろうという思いを持つ母親がいることは間違いない。

仕事よりも崇高なことだ!というのは男性の論調なので、母親目線ではない。仕事をお休みしている期間は毎月20万、出産後も2年間まで毎月20万、会社から支払われるのが当たり前の世の中にならないとこの表現は使ってはいけないのだ。自己犠牲の上に自分たちがいるということを母親たちが意識してしまうからだ。

さて、校長先生は教育委員会によって処分が検討されているということだが、校長先生はたぶん、最近の子どもの少なさをなげていたんだろうなと予想する。そしてただ言葉が足りなかったのだろう。校長先生はお気の毒だが、別の学校に行ってしまうかもしれない。

発言を疑問視するような場合に、最近のインターネットは発信力が強すぎるように思う。もう少しマイルドにならないだろうか。

個人的には、あってはならない失言というのは無いと思う。誰だってミスする。ミスを許容できる社会にしないと、自分たちにとんぼ返りしてくるのになーと思った記事でした。

スポンサーリンク
hige1
hige1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
hige1