フリーランスとして仕事をしていく中で、私が失敗したと感じた5つのこととその教訓

みなさん、こんにちは。ひげです。

私は、22歳のときに大学を卒業し、IT業界に入りました。4年後の26歳のときに離婚を機に独立してフリーランスとなり、会社を作りました。昨年、会社を実質的にたたみ、現在に至ります。

今回は私がフリーランスとなって活動していった中で、「これは失敗したな」と感じたものを書いていこうと思います。

フリーランス→起業した私が、仕事をしていく中で失敗したと感じたこと

1. 再三にわたる見積りの失敗・値下げの失敗

普通にプログラマとして働いているときには感じていませんでしたが、私は自分の仕事に対する見積りが甘いタイプでした。会社勤めしていたときは、部署のリーダーやマネージャーの方々が少しの遅れはフォローしてくれました。しかし、フリーランスとなった今、そんなことは誰もしてくれません。

最初の1年間、1週間で終わると思った仕事には、見積書で「作業日数、5日」と書いていました。しかし、これでは必ずトラブルが発生します。そこで私は少し多めに見積りすることになりました。

まず、作業日数の見積りをします。例えば、ここに4週くらいかかりそうな仕事があるとしましょう。そしたら、まずは打ち合わせが週1回あることにします。4週なので4日です。1日バッファを取って、これでもう5週に増えました。これを倍にします。つまり10週。これが見積書に記入すべきマイルストーンです。そして、この10週分の金額で見積りを出します。

見積書を書くときに、他の会社よりも有利になるように、安く見積書を書くことがあります。しかし、これは常套手段ではいけません。まずは何よりも正確な(絶対失敗しない金額)で見積書を書くことが本当は重要でした。なぜなら、せっかく安めに見積書を書き、それを持っていくと「もう少し安くならないか」と必ず聞かれるからです。上に書いたようにギリギリの数字を見積書に記載していた場合、これ以上は絶対に譲歩することができません。なので、必ずバッファを入れて見積りをする必要がありました。

また、最初から値下げをしてあげる必要もありません。例えば、「10週で見積りさせていただいていますが、作業がスムーズに進み、8週で終わったら、請求時に20%割り引きします」と言ってみるのはどうでしょうか。お客様のレスポンスが少し早くなるかもしれませんし、修正依頼の内容が具体的になるかもしれません。

2. スケジュール見積りの失敗

お客様というのは、完璧ではありません。アナと雪の女王でトロルも歌っていました。「彼は完璧じゃない」そのため、発注内容はたとえ確認していたとしても、ちょっとだけ変更になる可能性があります。

ちょっとだけ変更…と言っても、それは設計からやり直しになることもあるはずです。なので、フリーランスだからといって安請け合いせず、きちんとした見積り金額を提示すべきだと私は思います。

そのため、見積りした際に、そのスケジュールを倍して提案することをおすすめします。

フリーランスは即決即断です。お客様に「これどれくらいでできる?」と聞かれた時、1週間でできると思っても、「2週間くらいだと思います」と倍にして伝えましょう。

倍にして、もし1週間と1日で終わったとすると、残りの6日間がバッファになります。事務作業をしたり、ホームページを更新したり、新しい価格表を作ってもいいでしょう。Gitのブランチの整理やJenkinsの設定を見直したり、Zabbixのメッセージを振り返るのもいいと思います。LINE@のAPIを試したい?この時間にどうぞ!

フリーランスで仕事をしていると忘れがちですが、企業とは、アピールすることも仕事のうちです。こうしたバッファをいかに多く作ることができるかが、1人(または少人数)で継続して作業していくコツだと思います。

3. 大きい仕事は必ず大変になる。

起業してから半年ほどが経過して、かなり大きい仕事が入ってくるようになってくると、少し様子が変わってきました。いくつかの作業を並行してやっていたはずが、とうとう大きい仕事のみをやるようになってしまったときがありました。

大きい仕事、すなわち、金額も大きく・作業期間も長い仕事は、少しずつ進めて行かなければいけません。そのときに思いついた教訓を箇条書きにしてみました。

  • お金の請求は必ず先と後の2回以上に分割してもらうこと。分割してもらわないと、3ヶ月以上の仕事は身を滅ぼします。
  • 1日1時間以上、必ずこの仕事のことを進めること。期日が先だと思って油断してしまうので、この仕事をやることをルーティーンにすること。
  • 終わるまで、1日も休まないつもりで臨むこと。
  • 金曜日の夕方に長文のメールをお客様に送らないこと。できれば、タイマーを設定しておいて、月曜日の朝8時半ごろに送信されるとなんだか調子いいです。
  • この仕事とは違う、別の仕事を受ける場合、1週間以上かかりそうなものは受けないこと。必ずこの仕事にダメージを及ぼすピンチを迎えてしまいます。

以上です。なにからなにまでダメだ!というわけではありませんが、私はこれくらい考えて3ヶ月以上の仕事をとるようになっていきました。

4. 事務所を構える/人を雇うのは大変すぎるので最後に

一番最初、見栄をはって、自宅作業から近所に事務所を借りたとき、毎月10万円を支払っていました。みなさん、10万円毎月もらえるとしたら、何を買いますか?

また、初めて人を雇った際に、最低賃金レベルの給与でも18万円以上支払う必要があります。社会保険を入れると、25万円くらい(ちょっと大げさかも)。25万円分の仕事を毎月取ってこないといけない苦労、わかりませんか?

なので言っておきたいことは、フリーランスになって、毎月の売上が50万円をコンスタントに超え、さらにもっと大きい仕事を取りたい!と思わない限りは、事務所を借りたり、人を雇うべきではないと私は思います。

5. 半年以上先の銀行の残高を想像すること

これは私にとっての戒めのようなことなのですが、お金の話です。

フリーランスになると、「終わったらすぐ入金」みたいなこともあれば「翌々月払い」みたいになんか支払いが随分遠いこともあります。なので、入金についての管理は一生懸命やると思います。

そのため、お金がいつ入ってくるのか、またお金がいつ出ていくのか、これを必ず半年、1年くらいのスパンで考えていくことが非常に大切です。私は5回くらいミスして、自分の銀行口座から補填したりしました。従業員がいる場合は、さらに慎重にやる必要があります。

仕事をしている以上、お金が一番大事なのです。

まとめ

フリーランスも楽しいし、起業して仲間が増えていくこともとっても楽しいです。

私は何年間か全力で仕事をしてきましたが、体が覚えたことが1つあります。それは、「無理しても儲からない」ということです。無理しても儲かりません。自分の実力以上の仕事を取ってきてしまったり、自分の根気以上の辛抱しないといけない仕事をやらないといけなかったりするとき、たいてい失敗します。お客様とケンカしてしまったことも、何度かありました。

私の失敗が、これからフリーランスになる人や、起業する人にとって役に立つとうれしいです。

わたしの起業の原点はこの茶色のちゃぶ台です。

わたしの起業の原点はこの茶色のちゃぶ台です。

私が起業して最初に使っていたのがこの机です。離婚を機にフリーランスになったので、この机の横で保育園を待機していた子どもたちが、電車とかで遊んでいました。夕方にはNHK教育を見ながら仕事していました。

また、ここに戻ってきました。当時よりもさらに背負うものが大きくなりました。当時小1だった娘は、高校受験です。パパは振り出しですが、子どもたちはどんどん大きくなって前に進んでいます。負けられませんね。

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