大手SIerが滅びる日

piramiddo

みなさん、こんにちは。ひげさん(@1yaan)です。

今回は、何年も「大手SIerは滅びる」と言われ続けた大手SIerが、そろそろ滅びるんじゃないかというお話しです。

SIerの存在意義と抱える悩み

実際に”SIer”というキーワードでググって一番目に表示される「はてなキーワード」では、SIerの問題として次のような悪口が書かれています。

SIerの問題(はてなキーワードより)

  • ヤクザ関係者多数
  • 低劣な技術者多数
  • 技術の分からない文系役職者多数
  • わけのわからない契約多数
  • 組織犯罪者との内通多数
  • セキュリティ駄々漏れ事態多数
  • 使途不明とも取れる不要な支出多数
  • ブラック企業のブラック求人多数
  • 労働関係法令ぶっちぎり多数
  • 派遣偽装請負多数
  • 非日本人系の人間多数

「なんともひどい言われようだ」と笑ってしまいますが、現在の日本におけるSIerのイメージがここまで悪くなっているという証左でもあります。

「SIerはもう消える」「SIビジネスの終焉」。かれこれ20年くらい前から、そんな声を山ほど聞いてきました。しかし、どっこいSIerは今も元気で日本のIT産業の中核にどっしり根を張っています。ネットを検索すると、上記のような悪口や卑下する言葉の嵐ですが、雇用面でもSIerは日本のIT産業を支えており、大多数のエンジニアが所属しています。

存在意義のないものは存続し続けられません。つまりSIビジネスは社会から必要とされているし貢献しているのです。それなのに現代の風潮では、誰一人SIerの肩を持つ人がいない不思議な状況なのです。

引用元:Think IT https://thinkit.co.jp/article/10634

日本におけるSIerのイメージ…有能な人1に対して、無能が5くらいいるイメージが個人的にはあります。

SIザウルス…巨大化し、無能になったSIer

 タイトルを見て「SIザウルスって何なんだ」と思った人はおそらく「極言暴論」を初めてか、数回読んだだけだろうと推測する。毎回読んでいる人なら「あれのことね」とピンと来るはずだ。あれとは当然SIer。もちろん「ITベンダー」もSIerのこと。つまり重複見出しだが、今回のポイントは「巨大化し無能になる」である。

情報源: 木村岳史の極言暴論! – SIザウルス滅亡近し、巨大化し無能になるITベンダーの末路:ITpro

この著者の文章を読んで、巨大SIer(SIザウルス)がそろそろ滅びるというのはあながち間違っていないのではないかなと思った次第です。

大手SIerはどうなっていっちゃうのか。

最近のシステム制作は、広告や物販、顧客窓口と、社内で使うためのシステムから、売上を上げるためのシステムへと変貌していっていると思います。

小規模開発を積み上げていくエクストリーム・プログラミング(アジャイル開発)が普及する中、まだまだウォーターフォールでJavaシステムを作っている大手SIerは、「言われた設計に基いてプログラミングしていればいいんだ!」とでもいうように孫請け会社に言ってきます。彼らは自分たちが作れないものを外注しているのに、きちんとした利益の分配をしてこなかったのです。彼らが潰れるときは、孫請けも潰れてしまうのだからというのが前提の強気だと思います。しかし、今の世の中は、1人のプログラマはなんでもできてしまう世の中なんです(時間がかかるかもしれないけど)。

大手SIerは「技術が無い」「管理と営業しかやってない」というイメージであり、私が接してきたSIerもそうでした。エクセルしか触っていない人が多すぎる!ピラミッド構造の一番下じゃない人は、もうプログラミングをしません。

納品したバッチ処理を千手(バッチ管理システム)に設定しているにもかかわらず、下請け会社のメンバーがいなければ実行結果すら読むことができない人たちがほとんどです。詳細設計以後のフェーズに関わってこようとしません。任せているといえば聞こえはいいですが、ようは設計書やテスト仕様書を読んだところで、彼らはそれらが何を意味しているのか理解できないんです。

私が5年くらい前に見てきた証券系のSIerはそんな感じでした。

独立してWeb系になってみて思ったこと

独立起業してから1人で1から10まで設計・開発・リリース・保守までやったときは、システムを作る意味を改めて感じたものです。もちろん、それらは納品後のお客さんの笑顔や、プレスリリースを見て、Google Analyticsのグラフがだんだんと伸びてきて、初めて実感するものだと思います。

今求められているのは、顧客の仕事をわかっている技術者ではなく、顧客の顧客のこと(つまりシステムを使って何かを買ってくれる人のこと)をわかってくれる、フロント知識のあるエンジニアだと私は思います。それらは大手SIerのほんの一部、もともと技術屋だったけど管理や営業もするようになった人くらいしか把握しておらず、あとのメンバーはそんなことは知ったことではないという印象です。そういう考えかたが蔓延してしまっている大手SIerに所属している人たちをソリューションしていくのは、とてもじゃないけど難しいでしょう。

たしかにそれでも彼らは我々からみたら高給だし、座っていてちょっと居眠りでもしている間に下請けが作業をしてくれて、朝のミーティングだけえばっていればいいのだから、こんな素晴らしい職場は無いと思います。しかし、これらの職場があと何年もつのでしょうか。

今私たち小さいプログラマがもがいて、システムの勉強をして、マーケットの勉強をして、経済、UI・デザイン、フィンテックなどの先端的な発明を勉強する中、座っているだけの彼らに負けられないという気持ちが強いです!

個人的には大手SIerが勝手に自滅してシステム供給が滞ったときが千載一遇のチャンスだ!それまで虎視眈々と爪を磨いておこう(ΦωΦ)フフフ…

追記

2015年度 IT大手7社が過去最高の売上高を更新 ※2016.12.2追記

そんな中でも、今年度の売り上げは過去最高を記録しているようです。まだまだ大手SIerは存続し続けるのか。

IT大手7社が過去最高の売上高を更新、銀行とマイナンバー関連が好調で業績水準はリーマン超え

2016.5.25

2015年度の大手SIerはのきなみ過去最高の売上高を更新

2015年度の大手SIerはのきなみ過去最高の売上高を更新

表●大手ベンダー10社の2016年3月期の連結決算

注:水色部分はITサービス関連セグメントで、全社調整額を除いた数字。全て内部売上高を含む。*1 営業利益は同社の説明資料中にある「調整後営業利益」を参照した。 *2「 パブリック」「エンタープライズ」「テレコムキャリア」「システムプラットフォーム」部門の合計値

引用元:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/051900533/

銀行とマイナンバーて….どちらも大炎上案件なのでは…

訂正とお詫び ※2016.4.11追記

eXtreme Programingのことを”エクストリーム開発”と書いてしまっていたところをご指摘をいただきました。修正しました。ご指摘ありがとうございます!はてぶのアカウント無いのでこの場を借りてお礼申し上げます。

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