創造するときは、必ず誰かを想像しよう。―システムエンジニアを目指す人へ

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究極的に言えば、機械やコンピュータ技術が生まれる概念は2つのことに集約されます。

1つは、手間をなくすこと。
1つは、無いものをあるように見せること。

この2つ以外に機械やコンピュータは進化しないと考えていいでしょう。

例えば、徒歩が車、車が電車、電車が船、船が飛行機になりました。
これらは移動を楽にすることから始まり、”遠くへ”、”早く”が追加されました。

手紙で送っていたものが電子メールになりました。
これは、手紙を書く手間と配達のコストと時間を減らしました。

お店がインターネットで開かれるようになり、商品が郵送されるようになりました。
これらは行く手間、探す時間を減らしました。

手作業で行っていた印刷は機械化されました。
手作業で行っていた農業も機械化されました。
手作業で行っていた縫い物も機械化されました。

郵便屋さんの仕分け作業も(一部を除いて)機械化されました。

風力発電はタービンを風の力で回します。
人が回して発電してもいいのですが、それより安くなり、自動化されます。

手作業で行っていたところに機械が入ってきました。
そこには人が必要なくなり、変わりに、電気とエンジニアが必要になりました。
エンジニアは機械を作り、機械を動かします。
エンジニアがいなければ、世の中はまた手作業の世界に戻ります。

機械がある限り、エンジニアは、もう一生食いっぱぐれることはなくなったことと思われます。
世界でも機械化が推進され、手作業だったところが機械に置き換わっています。
どんな小さい機械でも、エンジニアが必要なのです。
しかし、必要なのは「エンジニア」であって、システムエンジニアではありません。

そして今まさにシステムエンジニアになろうとしているみなさんがいます。
実は、世界中でシステムエンジニアは飽和状態になっています。

システムエンジニアは主にプログラムを作ります。
プログラムとは仕組みです。

システムエンジニアは世の中の情報の流れを整理し、調整していくことが仕事です。
ほとんどのシステムエンジニアは、この仕事がなんで必要なのかを理解しないまま仕事をしています。

この情報をなんのために使うのか、このデータをなんのためにためておくのか。

これらがシステムエンジニアを不遇にしている(特に日本では)最たる理由です。
あなたが、もし、人のためにシステムエンジニアを目指すのならば、機械を作った人たちを見習わなくてはいけません。

そこには便利があり、感動があり、愛着がありました。
システムエンジニアが作り出すものも、同じような気持ちを呼び起こすことができます。

あなたがこれから作るシステムは、誰かが感動して、楽しんで、便利で、誰かに教えたくなるようなものなのです。
そうでなければ、そのシステムは3年で使用する意味を失います。

今、世界を賑わしているいくつものサービスはシステムによって支えられています。
Amazonで買い物をすれば翌日に届く便利さがあります。突然思い出した友達の誕生日プレゼントが明日必ず届きます。
Twitterに行けば世界中の意見を聞くことができます。
Facebookでは古い知り合いから新しい知り合いまで、あなたの人間関係が集約されます。
いずれも楽しくて便利で人に教えたくなるような感動が体験できます。

あなたがこれから作るシステムもそうでなくてはいけません。

いつも定時に帰れなかったお父さんを、家に帰してあげることができたら…
家族がいつも隣にいるように話をすることができたら…
友達を時間が空いた時にいつでもランチに誘えれば…

あなたが作るシステムは、それができるようになるでしょうか。
真剣に考えましょう。
あなたが納得できるシステムを、世の中に送り出しましょう。

システムエンジニアになろう!目次↓↓↓

How to be a System Engineer! システムエンジニアになろう!

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